
今日(というか昨日)は環境の日なのだそう。
最近はエコエコエコ・・・なんでもかんでもエコ。
国も温室ガスの排出量を一定値に下げなければいけないという事情から、国民にエコ推進を促すためエコバック運動に、エコカー減税やらエコポイントやら・・・エコへの取り組みに必死だ。
確かにそれ自体は悪いとは思わない。
けど温室ガスの排出量を下げることとまったく逆のこともやっている国の政策にも疑問を感じる。
その一番と思えるのは、新しい道路の建設だ。
今年度の予算を借金までして大幅に増やし、道路の建設に当てるという。
結局、新しい道路の建設は交通量の増加を招くだけで、マイカーを使う人が増えるだけじゃないだろうか。ETCの高速道路料金値下げも拍車をかける。
低排出量のエコカーをいくら増やしても、それだけ利用頻度や移動距離が増えるだけで、削減できるはずの温室ガスの量は、逆に増え続けると思う。
歩行や自転車の利用を促したいのか、車の利用を促したいのかよく分からない。
道路を閉鎖するという政策は聞かない。むしろどんどん作られていく一方だ。
つまるところ交通を始めとした公共投資は、より豊かに、より遠くへ、より早く移動したい人たちのため、中でも生活レベルの一定基準以上を満たした人や富裕層のために使われていくのだろう。
景気の回復だ、迅速な医療のためだ、という正論をかざし、次々と環境汚染に繋がる公共投資を行い、その真実をブラックボックスにしてしまっているのが今の現状だ。
国や国民の生活を維持していくためには仕方ない面もあるが、今は国民にエコを押し付け、それを信じて一生懸命やっている人のそばから一方では、どんどん環境を汚している側面もあることを知っておくべきだろう。