落雷への対処と知識

先日から各地で突然の豪雨や落雷による被害が続いています。中国地方でも落雷による死亡事故や火事・停電が起こり、昨日は都心部においても落雷による大きな影響がありました。
以前から災害が起こるたびに書いてはいますが、「常に災害への意識は持っておく必要がある」と思います。例え自分の身に災害が及ばなくとも、周りに知識や情報を伝えることはできるのです。
ひとりでもそういった災害意識を持つことがどれだけ大切なことか、そして、一人一人の意識が大きな災害時の被害、被災者を最小限に食い止めることに繋がるか計り知れません。そのためにも、まず知識を持つ、情報を得ることは大きな力となり得るのです。
さて、夏には一般的に雷が多く発生する季節と言われていますが、地上の暖められた空気が積乱雲(いわゆる入道雲)をつくり、雲の上層部の氷の粒が極度な温度差により激しく動き、ぶつかったりこすれあって電気が生じるのが「雷」で、溜まった雷雲から地面に向かって流れるのが「落雷」です。また「ゴロゴロ…」という大きな音は熱せられた空気が膨張して破裂した時に生じます。
人災面で多く見られる雷の事故では、落雷による呼吸や心拍停止といったショック死が主な死亡原因とされています。また、直撃を食らうと当然、皮膚も火傷しますので致死率はより高くなります。
では落雷が起こった時に危険な場所や安全な場所とはどういうところか、少し挙げてみます。
【!】危険な場所
- 樹木・・・雷が発生しやすい時に雨宿りに大きな木などの木陰に行くのは絶対に危険。
- 建物の軒先・・・これも雨宿りでつい入りがちですが、電気は物体の内部ではなく表面を流れる性質があるため、危険です。建物の中に入りましょう。
- スポーツ施設・・・ゴルフやテニス、釣りなどをされている場合は、手に持っている用具をすぐに手放し3m以上離れましょう。
- 野外・・・雨傘、ネックレスやヘアピン等の金属類も大変危険!
【〇】安全な場所
- 乗り物の中・・・列車をはじめ、飛行機や客船、そして自動車の中は周りの金属が絶縁体なので安全。
- 建物の中・・・直撃を食らう危険性は低く安全ですが、電源を抜くなどして落雷による故障や火災を防ぐ対策は取っておいた方がいいでしょう。
また、落雷を事前に察知するには、入道雲がないか雲行きを見ることが一番ですが、車中などではラジオでも「ガリガリ」といったノイズが入るので、遠くで雷が鳴っていることを知ることができます。
▼落雷情報のリンク
・雷情報リンク集(HIR-NET提供)
電力会社などによる各地の落雷情報も知ることができます。





