humangrows-style

« 人の一生は数分で語られる | メイン | てんてんてん »

2005年03月12日

プロ論。

book16.jpg1ヶ月ちょい前に買った本だけど、なかなか面白いと思ったので紹介。

「プロ論。」は、"真のプロとは。"を追求した内容で、今の時代をリードする経営者やジャーナリスト、芸能人、漫画家と幅広い分野の著名人50人が名を連ねている。求人・転職雑誌の「B-ing」に掲載されていたものをまとめているため、全般的に転職がテーマになっているが、日産社長のカルロス・ゴーンに始まり、和田アキ子で締める、というユニークな構成が面白い。

特に今の時代を象徴しているなぁと思ったのは、ほぼ全著者が転職を肯定的に捉え、転職や独立を勧めているところ。

・今は「横断的な働き方」が求められる時代になった(カルロス・ゴーン)
・転職しないことは、能力がないとみなされる時代がやってくる(成毛 眞)
・転職35歳限界説なんて、大ウソ。みんな洗脳されている(中村修二)
・転職をしないから、ストレスがたまる日本(邱 永漢)
・自分が輝ける場所に行けばいいじゃない(本宮ひろ志)
・体全体で何かを理解するのが人間。転職を何度繰り返したっていい(中島義道)

そして、興味深い言葉のひとつとしては、

転職か独立か。答えはないんだ。大事なことは、やりたいことを見極めること。そこに到達するために、どんな条件が必要で、どんなステップを踏むべきかを考えること。そのために転職や独立を手段にしたらいい。これからは、独立してから大企業に転身…なんて時代になる。もうどこに勤めるかじゃなく、何がやりたいか、何ができるか、それがすべての時代になるんだよ。(ドリームインキュベータ社長・堀 紘一)

これからの時代は、"転職や独立を手段のひとつ"という考え方は本当に大事だと思う。俺の周りでも20歳前後で就職し、未だに"一度"も転職をしてない人はかなり多い。殆どが「地方では簡単に再就職ができない」と決めつけている。でも"いち企業"に長く居れば居るほど辞める時が大変になっていく。俺たちは今のリストラの現状をリアルに見てきているのに、それに目をつぶっている人が非常に多いのもまた事実。

実際に転職するかどうかは別にして、いつまでも転職に対して「後ろめたさ」をもっていては、どうしようもないんじゃないかと思う。よく「辞められないんだよ」とか、「今辞めたら会社が困る」とか言ってる人がいるけど、そんなの都合のいい自己正当化に他ならない。いつまでもそういう姿勢で居続けると、傍目からは、「会社にかじりついている寄生虫」としか映らなくなってくる。

今、自分が本当にやりたい仕事ができている!と思えますか?


▼「プロ論。」
著・B-ing編集部/発行・徳間書店(Amazonで詳細をみる

1.会社で頭ひとつ出たいとき
2.会社を辞めるべきか迷ったとき
3.やりたい仕事が見つからないとき
4.働くことがいやになったとき
5.仕事でヒットを飛ばしたいとき
6.苦しい時期を乗り越えたいとき
7.好きなことで食べていきたいとき

投稿者 humangrows : 2005年03月12日 18:04

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.humangrows.com/text/mt/mt-tb.cgi/190

【コメント】

仕事について人それぞれ価値観が違うから
なんとも言えませんが、
5年後の自分のあるべき姿を想像すれば、
おのずと今何をしなければならないのか?
が見えてくると思います
しかし転職にはそれなりの過去の実績を問われます
これが出来る!きっとあなたの会社の役に立ちますよ
というぐらいの主張が必要です
やみくもに転職を考えるのではなく
今の仕事を見つめ直すことも重要ですね


投稿者 kei@ : 2005年03月18日 11:51

> kei@くん
> 5年後の自分のあるべき姿を想像すれば、
> おのずと今何をしなければならないのか?
> が見えてくると思います

レス、遅くなってゴメン!
5年後のあるべき姿が見えてくると、ホント今の自分のあるべき行動が見えてくるよね。大切なことです。

> 今の仕事を見つめ直すことも重要ですね
うんうん。誰しも日々の忙しさに追われて、見つめなおすことを忘れてしまいがちだからね。そんで、時折、原点回帰してみることが、仕事の中に区切り(スタートライン)を引けていいんじゃないかと俺は思うなあ。

投稿者 show-ta(Master) : 2005年03月26日 17:40

▼ このエントリーへのコメント




保存しますか?