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2005年02月19日

人生タスキ

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転校や卒業、転勤や転職などで環境が変わると、次第に身の回りの人間関係も変わってきますよね。そんな時、これまで築いてきた人間関係はどうしていますか?

たいていの人は新しい環境への対応に慌しく、これまでの人間関係を維持するという意識は特に持たずに、相互連絡のない過去の友人たちとは次第に疎遠になり、自然消滅していく…というパターンが多いんじゃないでしょうか。

もちろん、環境が変わっても、以前の人間関係をきちんと維持していく人もたくさんいるでしょうし、中には、身近な血縁者以外はすべてリセットしているって人も意外に多くいるようです。

環境が変わって、どういう人間関係を築いていくかは人それぞれです。
けれど、”環境が変わる時”というのは、実はとても大事な瞬間なんです。

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年始や日曜日などにテレビで駅伝を見た人も多いと思います。駅伝というのは、次の人へタスキを渡す瞬間まで(もしくは定められたゴールまで)、皆いろいろな思いを抱きながら一人孤独に走ってゆくんです。

駅伝というロードの中で、タスキというのは、その一瞬に思いを濃縮して次の人へ伝えていく役割があります。また、「自分」と「人」との”接点”が生じる時、それが「タスキ」を渡す瞬間です。

人生において、”環境が変わる時”というのは、駅伝でいえば、タスキを渡す瞬間のようなもので、ひとつの”区切り”であり”接点”です。

駅伝では、タスキを繋いでる間は一瞬ですが、タスキを渡す人の「思い」はもちろん、タスキに込められたこれまでの「すべて」を受け止めることができます。

こうしてタスキを繋ぐ間、つまり自分と関わっている間には、お互いが何かを伝え合い、影響しあっているんです。

それが一瞬でも、1年であっても10年であっても、同じだと思うんです。
長き人生の中で、知り合ってわずか数ヶ月や1年で生涯の友になり得ることもあれば、10年以上付き合っていた友に裏切られる場合だってあるでしょう。

付き合いが長くとも短くとも、大事なのは、相手との接点です。
俺は、人との繋がりは「接点にあり」だと考えています。

互いに違う環境、違う人生を歩むようになり、接点がなくなったとしても、ふとした事でまた再び接点が生まれるかもしれない。

その時、それまでにお互いが経験してきたことや思いを伝え合うことで、今度はまた違う形で新たな思いを共有でき、互いに影響し合えるんです。

再び生まれる接点というタスキ。

以前とは違う環境で違う場所かも知れませんが、以前のロードでの、人間関係や絆を大切にしているからこそ生まれる「成長した出会い」です。

そんな出会いって、素晴らしくありませんか?

あなたが入社や入学、転勤や転校などで環境が変わってしまう時、それは新たな「人生駅伝」の始まりなのです。これまでの環境を離れる前に、身の回りの友人・知人たちとしっかりとタスキを繋いでおきましょう。再び巡り合う日を胸に抱いて・・・!

投稿者 humangrows : 2005年02月19日 23:55

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【コメント】

これまた激しく納得してしまいました。
(ってか、文章うまいですよねぇ)
大人になってからの出会いはもとより、
小さい頃の出会いとかもバカにできないですよねぇ。
最近、同窓会はある種の異業種交流会だと思っていますw

投稿者 きの : 2005年02月21日 02:16

接点で、火花がばちばちっと・・・ね!(^ー^)

またまた、ご無沙汰の「まぐ」さんです。
『タスキに込められたこれまでの「すべて」を受け止める・・』行を、感動を持って読ませてもらいました。

人と人の出会いは、やはり『接点で、火花がばちばち』だと思います。それぞれがエネルギーを持って影響し合うからこそ、火花が散るのでしょうね。そして、人の出会いは、決して[長さ]ではなくて[深さ]だと(ぼくも)思っています。

老婆心ながら、意見を付け加えることを許してもらえるならば・・・
人との繋がりは「接点と、その(影響の)深さにあり」だと言えると思います。

投稿者 まぐ : 2005年02月22日 00:27

接点で、火花がばちばちっと・・・ね!(^ー^)

またまた、ご無沙汰の「まぐ」さんです。
『タスキに込められたこれまでの「すべて」を受け止める・・』行を、感動を持って読ませてもらいました。

人と人の出会いは、やはり『接点で、火花がばちばち』だと思います。それぞれがエネルギーを持って影響し合うからこそ、火花が散るのでしょうね。そして、人の出会いは、決して[長さ]ではなくて[深さ]だと(ぼくも)思っています。

老婆心ながら、意見を付け加えることを許してもらえるならば・・・
人との繋がりは「接点と、その(影響の)深さにあり」だと言えると思います。

投稿者 まぐ : 2005年02月22日 00:29

感動しました、とても考えさせられる内容でした
>「タスキ」を渡す瞬間です
そのタスキの重さは、共につらさを分かち合い
修羅場を潜りぬけた仲間であれば、尚のこと
私にも時期タスキを渡す瞬間がやってきます
もう一度接点というタスキをしっかりと渡す為に
残り時間を大切に過ごそうと思った次第
いつかまたお互いの成長を確認できる日が来ることを

投稿者 kei@ : 2005年02月22日 12:51

何かジ〜ンとくる物がありました・・・
タスキを上手い事渡せなかった自分がいます

昔とは環境が変わりノンケとは疎遠になっている自分

周り(ノンケ)と自分は違う
周り(ノンケ)は結婚していくのに自分だけは独身

そぅ考えるとやっぱりゲイ友達ばかりとつるんでしまいます
大事な昔の友達も大切にしなきゃなぁ

投稿者 Nori : 2005年02月22日 15:16

> きのさん
> 最近、同窓会はある種の異業種交流会だと思っていますw

なるほど!異業種交流会ですね、確かに。。
この激動の社会、皆、環境の変化も大きく、多彩な人生送ってますからねー。以前、同窓会にそれまでの「自伝」を持参するようにしたら面白いんじゃないかと思ったことがあるんですよ。で、そのうち出版社が目をつけて、ある同窓会の自伝を集めて「同窓会プロジェクトX」なんて本が出たり…。とかね♪
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> まぐさん
> 人と人の出会いは、やはり『接点で、火花がばちばち』だと思います。

確かに、人と人との出会いは、エネルギーのぶつかり合いですよね!新たな出会いがおっくうになってしまわないよう、僕も頑張ってエネルギーを充填し続けなきゃ〜。

> 人との繋がりは「接点と、その(影響の)深さにあり」だと言えると思います。

本当に”深さ”は大事な要素ですね。人が人に与える影響って、これ自体、奥のすごく深いテーマだなと思います。このことについてはまた色々書いてみたいなぁ!
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> kei@ くん
> 残り時間を大切に過ごそうと思った次第

うん、一緒に過ごしている間があったのに、何年か過ぎてその人のことが思い出せないっていうのは、悲しいことだしね。また会う日のことを考えて、お互いが残りの時間を大切にできたなら、それはとっても貴重で濃厚な時間になると思う!
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> Noriさん
> そぅ考えるとやっぱりゲイ友達ばかりとつるんでしまいます
> 大事な昔の友達も大切にしなきゃなぁ

そう