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2004年07月25日

オトコを刺激する情報マガジン

ph_book.gifリクルートから発行されているフリーペーパー。知っている人いるかな?このR25、フリーペーパーと侮るなかれ。これがタダ?と思えるほど、コンテンツも紙面デザインもなかなかのもの。

フリーペーパーなので、都内の各駅や吉野家などの人の集まる場所に置いてあるんだけど、設置後すぐになくなる程の人気だそうだ。

オトコを刺激する情報マガジン R25

ちなみに今週号の見出しを挙げると、、

・インタビュー記事|イエローキャブ社長 野田義治
・自衛隊多国籍軍参加は口約束で決まったってホント!?
・2つのイベントが「神風」に!中国の経済成長でトクする業界は?
・100万個の大ベストセラー「カドケシ」ってなに?
・「公益通報者保護法」で内部告発者が逆に減る!?
・少子化/プレミニ/王子サーブ/D1/景気/メイド喫茶/OL合コン四季報
・1週間の夜間TV番組表/コンビニ新商品情報/BOOKレビュー付

・・・という具合に、記事あり情報ありの充実振り。
電車の中でちょっと読むにはもってこいだね。

この機会に、フリーペーパー・ブームと本の影響について俺の考えを少し書いてみました。よかったら読んでみてね。

▼フリーペーパーと本の影響について

こういった人気フリーペーパーの登場を喜んでばかりもいられない。本が売れなくなってくるからだ。つい先日の、老舗・青山ブックセンターの倒産にみても、書店業界の売り上げ不振にフリーペーパーなどの影響も少なからずあると思う。

昨今のフリーペーパーブームは、我々に「コンテンツや情報は無料(タダ)で」という意識をより大きなものにしていく。例えば、マンガなどがフリーペーパーでどんどん流れれば、有料コンテンツであるマンガ雑誌の売り上げは落ちるだろう。

買ってもらうためには、より面白く質の高さを問われてくるようになるわけだけど、そういったクオリティを保ち続けるには作家の消耗は相当大きなものになってくる。そして気軽に作品が出せなくなり、有名作家になればカネの取れるA級大作ばかりになってしまう。

また、フリーペーパーは情報量と質がどんどん上がっていくが、雑誌はどんどん値上げし続けている。なぜフリーペーパー同様、広告を入れているのに価格は上がるのだろう?

それは、現在の本の流通や再販価格制度に大きな問題があると思う。インターネットメディアの登場で、amazonにみるように本などの流通は変化してきているのに、一般書店への流通は未だに「出版会社→取次店→書店」という3次経緯が存在する。また本が完成するまでにも、印刷や製本に多額の費用がかかっている。

一般的に、本の売り上げの8〜20%程度しか上がりのない書店にとって、本そのものが売れなくなれば致命的だ。今や雑誌や人気本はコンビニに手軽に買えるため、個人書店は品数やイベント・フェアなどで「売り」を作っていかなくてはならない。しかし、人気本やフェア本、そして専門書籍がドサッと入るのも紀伊国屋や旭屋書店などの大型書店ばかりで、個人書店は数が回ってこないのが現状。コンビニと大差がないのだ。そうなると個人書店は立ち行かなくなってくる。

本の流通が見直されない限り、フリーペーパーやコンビニの影響による書店の衰退はより激しいものとなるだろう。

新たな未知の本との出合いをプロデュースしてくれるのがプッシュ・ショップである本来の「書店」の役割。特に味のある個人書店が身近になくなってしまうのは悲しい。

投稿者 humangrows : 2004年07月25日 23:04

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