
この夏(8月2日)から上映が始まった「闇の子供たち」を紹介。
タイの子どもたちの人身売買や幼児売春、性的搾取などの事実、それらに深く関わる日本人の現実を描いた作品。原作は梁石日の小説で、阪本順治監督(亡国のイージスほか)が映画化した衝撃作だ。
衝撃的な内容だけに公開は一部地域のほんのごく限られたシアターのみだったが、この夏、異例の大ヒットとなり、年内にかけ広く全国的に公開されることが決まった。
なお、9月22日現在、現地タイではバンコク国際映画祭に出品される予定だったが上映中止となった。
タイといえば、物価も安く、ゲイフレンドリーなことから長年ゲイに人気のスポットで、ことパタヤは世界におけるゲイのメッカともいえる場所だ。日本からも年々多くのゲイの人たちが旅行や長期滞在で訪れている。しかし、その背景ではいろいろな現実があるのも知っておく必要があるのかもしれない。
もちろん作品自体は決してゲイに関する内容というわけではないが、目を背けたくなる場面も多々あり、気楽に観られる作品とはいえない。しかし、同じ人間として、こういった事実に目をそむけないことこそ、大事なことだと思う。
▼闇の子供たち → 公式サイト
公開:2008年/138分・PG-12
監督・脚本:阪本順治
原作:梁石日
出演:江口洋介・宮崎あおい・妻夫木聡・佐藤浩市 ほか
▼闇の子供たち Children of the Dark Trailer


